蜂蜜ってどのくらい昔から、人の生活の中に存在してたのか?
そんなこと、あまり考えることはないかと思いますが、聞かれてみると一体いつからなんだろう??
調べてみたところ
なんと、8000年前のスペインにある洞窟壁画に、
断崖で蜂蜜を集める人たちの姿が描かれているそうです。
ヨーロッパで蜂蜜が一万年前に知られていたことをうかがわせる考古学的証拠があったり、
紀元前2100年頃から
シュメールやバビロニアの楔形文字文書、
さらに、古代インドやエジプトの文献に蜂蜜についての言及が見られていたり、
思った以上に
蜂蜜の歴史は、全世界に古くから存在していたんですね。
だけど、
人々はどうやって蜂蜜が作られるのかは
わからなかったので
蜂蜜は神聖視されたり
神々からの贈り物と考えられていたようです。
古代エジプト人は
蜂蜜が神々からもたらされるものと信じ、
それを集めるミツバチは神々の化身とみなされたり
古代インドでは
紀元前1500年頃の 聖典に頻繁に蜂蜜が登場し、神々らは「蜂蜜から生まれた者達」
と呼び、蜂蜜を神々の食べ物と呼んだそうです。
↑古代ギリシアの銀貨
ちょっと飛んで…中世ヨーロッパでは
蜂蜜が貨幣や税金、供物の代わりになることも多く
シルクロードなどで
取引きされいたけれど
17世紀ころから
砂糖の人気が高まっていき
蜂蜜の文化が衰退していったんだとか。
そして、興味深い記事をメンタリストDaigoさんが書いていたのですが
『そもそも人類の歴史を考えると、人間が農耕をはじめてから生活スタイルが大きく変わってきました。遡ると600万年前ぐらいから木の実を拾っていたりしていて、穀物を育てて食べたりはしていませんでした。ところが2万年前に農耕をはじめて家に定住するようになり穀物を食べるようになり、生活スタイルもそこから大きく変わり始めました。一日中歩き回って食物を探さなくても良くなり文明としては発達してきましたが科学的には人間の体はそれについてこれていません。
今起きている文明病や現代病と言われるもののはそこに起因しているのではないかと考えられています。
文明が発展するまで自然界にはなく新しすぎて人間の体がついていけていない食物、農耕社会になるまではたくさんあったのに自然の中で減った食物、それらが現代の人間に与えている影響を具体的に紹介されています。』
つまり、蜂蜜は人類が農耕を始める前から
人々が食生活に取り入れてきた食べ物で、
穀物よりも人間との歴史が深いんですね!
HILO’S HONEYはネットショップより販売しています𓆸
HILO’S HONEY
長崎自然の残る里山でひっそりと咲く野花から、ニホンミツバチが集めた百花蜜をお届けしています。 ただいまオンラインショップを作成中・・・ ご注文は公式LINEよりお受けしております。
0コメント