ネオニコチノイド系農薬とミツバチの関係の話。
近年、ミツバチが減少してきている原因の一つに
ネオニコチノイド系の農薬が原因にあると言われている話。
EUでは2013年12月からネオニコチノイド系の農薬3種類の使用を規制していて
韓国ではEUと同様の措置をとっているみたい。
アメリカでも一部の州で規制されたり、新規の登録が不可となっているようです。
世界でネオニコチノイド系農薬がミツバチに有害であるという
研究や論文が発表されていますが、室内実験で確認されたリスクで
フィールドで起きるかどうかはわからない、という意見もあるようです。
色々な記事を見ていると
単純にネオニコチノイド系農薬は悪いから
規制していきましょう、という問題ではないようで。。。
元々、ネオニコチノイド系農薬は
ヒトに有害だとされた有機リン系農薬の代替として開発された農薬で
国にいよって、種に農薬を被覆して撒いていたり、
日本では稲作のカメムシ除去に使用されていたり
使用方法が違うことから、国によっての規制が違うという背景もあるみたいです。
最近の文献を見てると
室内実験だけでなく野性のミツバチにも影響があるという
研究結果も出てきているみたいですが
農作物を収穫するためには農薬に頼っているのが
いまの世界の現状であって
ネオニコチノイド系農薬を規制や禁止した先に
また別の農薬の使用を使用するのであれば
同じことの繰り返しになるのでは?と思うのです。
わたしは、農学部で勉強したわけでもないのですが、
自然の生態系を守っているのは
ミツバチだけでないと思います。
規模が大きな話になってしまったのですが・・・
じゃあ、そこで私たちが出来ることは?
と考えると
正しい情報を知って
消費するモノを選ぶことかな、と。
10円、1円安いものを!と探すのではなく
その値段の背景にある価値を知ること。
そしたら、自然と自分たちの生活に取り入れるものが
わかってくるんじゃないかな、と思うのです。
そんな私も
日々勉強中です。
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